2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

後ろ髪ならまだあるが

なかなかスイッチが入らないな、と思いながらホテルに着いた。 空港からの地下鉄の喧噪から解放されたと思ったら、粘りつくような通りの蒸し暑さにおそわれた。なだれ込むように部屋に入ると、もう動くのがいやになった。 中国モードのスイッチが入らない理…

奈良で思考停止

数年前、漫才コンビ・笑い飯の、奈良をネタにした漫才で大笑いした記憶がある。漫才師の実力コンテスト『M1グランプリ』で、ついに優勝したのは、去年だったっけ。日本にいなかったので、見逃してしまったが。 最近では、大物漫才師の突然の引退が話題になっ…

ジムは恒例か? 高齢化?

スポーツジムに通っている。休会していたのだが1カ月だけ解いて、週に2〜3回、あれやこれやの運動をしている。 1年ぶりに各種マシーンを使ってみると、すべて1年前の実績を大きく下回っていたのには愕然とした。 やむをえまい。毎日の仕事と生活に追われて、…

自由は不自由か?

中国では、政治と宗教の話しはタブーだった。 学生相手の授業でも、危うく深入りしそうになることもあったが、危険を察知してなのか、学生のほうがあまり乗ってこなかった。 中国政府に対するネガティブな話題はタブーではあるが、日本に対する批判や非難は…

昨今の髪事情

先月、帰国してまず向かった先は床屋だった。空港へ降り立って直行したーー。 ーーなんてことはない。自分の髪を切ることに、そんな緊急性はないのである。床屋へ行ったのは次の日でした。 職場の近所の床屋でいつもカットしてもらっていたのだが、日本のよ…

あの戦争と中国とビールと

毎日ビールがうまい。暑い日中をなんとか耐えて、夕方飲むビールがたまらない。 今は失業状態なので、「なにを贅沢な。発泡酒か第3のビールでがまんしなさい。ていうか、水でも飲んでなさい」という声が聞こえそうである。でもいいんだ、ビール代ぐらい埋蔵…

甲子園という興行

中国へは野球のグローブを2つ持っていった。学生とキャッチボールでもしよう、と思っていたのだが、ほとんど使用されずに持って帰ってきた。 彼らにとって、野球はなじみがなく未知の領域だった。加えて、僕の勤めていた学校には女子が多かった、という理由…

連れ合い、という響き

もっと奥さんのことを書いてください。と、先輩の先生からいわれた。 もちろん、書けることはたくさんあるが、このブログを読んでくれる人の興味の対象ではないだろう、という判断のもとにあまり書かないことにしている。第一こっちだって恥ずかしい。 先日…

玉手箱のなかは?

竜宮城へ行ってきたつもりはないが、なんだかちがう日本にもどって来たような感覚が、どうしても取れないでいる。 いくぶん高揚して帰って来たような感覚もあった。それは、異国の地で目まぐるしい毎日をとにかくやり過ごした、という自負と充実感の発露だっ…

ダイエットなら中国

中国での一年で6kg痩せた。もともと痩身体だったのがさらにスリム化した。要するに、家人の表現を借りれば、「ガリチョボ」ということらしい。 ガリチョボの語源はよくわからないが、とにかく、ひょろひょろで力強さが感じられない人(または状態)を差すよ…

東京の夏

埼玉、東京へ行ってきた。夏の首都圏にはできるだけ近づかないようにしているのだが、今回は所用でしかたがなかった。 クールビズや、今年はとくに節電問題で、スーツ姿のビジネスマンはさすがに少なかった。夏の東京の灼熱地獄を考えると、あの暑苦しいスタ…