2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

想定外に泣く

学生はよく、お腹が痛い、といって休むことがある。それは口実だろう、とずっと思っていたが、あながちウソでもないようである。 学校の外では、小さな屋台や路上でいろいろな食べ物を売っている。揚げ物が多いのだが、油が心配だし、だいいち衛生的とはいえ…

蚊学の傾向と対策

今日などは31度である。ろくろく春を満喫しないうちに夏かよ、と毒づきたくなるような暑さだ。 本格的な夏になれば、31度程度なら「今日は涼しいね」というあいさつが自然と出てくるくらいだが、まだ身体が夏の体勢になっていないから、今の時期はこたえる。…

資源はないが電気はほしい

どうして投票に行かないのだろうか。人任せでいいのだろうか。民主国家では投票率が低くなりがちだというが、あまりにも低すぎはしまいか。 どうせ何も変わらない、とよく街頭インタビューの声をきく。でも、変わったじゃない。2年前の政権交代。まあ、政権…

同時代を考えるとき

おいしそうな料理がたくさん並べられていた。しかしよく見ると、僕の周りでは洋風のものが好きな連中が多かった。 勧められて自分もためしてみたのが、ロックでありジャズでありフュージョンだった。それらは、新鮮な味がしてとてもおいしかった。 僕たちの…

停電事情

2月にネパールへ行ったときは、首都のカトマンズ一帯は一日の大半が停電だった。 ホテルにいれば、自家発電で多少補ってくれていたが、それでも毎日不自由を強いられることに変わりはなかった。 僕たちは通りすがりの旅行者にすぎないが、そこで生活している…

バスでの百態

バスが急に停車した。と思ったら、ドアが開き女車掌が勢いよく飛び出していった。何かトラブルでも、と車掌の行方を追っていると、彼女は道ばたのマントウ売りの屋台にかけ寄った。 善良な僕は、車掌の行動に注目した。しかし彼女は、屋台についていた数人の…

平気であやまらない人々

道を歩いていて肩がぶつかった。僕はよけようとしたのに、相手がさらに寄ってきてぶつかったのだ。 「どこに目つけてんだよ、あん?」と中国語でいおうとしたが、文法を頭で考えているうちに、相手は知らん顔でそのまま去って行ってしまった。 まあそんな乱…

できることを考える

いくらなんでもレベル7はないだろう。と思っていたが、あっさり現実となった。 チェルノブイリと比べてしまって、受け入れ難い気持ちは依然としてあるが、やはりそれくらいの認識度を持つことが妥当なのかもしれない。 しかし、徐々に危機意識が薄れてきてい…

上海サンプル(その2)

かつてサラリーマンとして勤めていた会社は、金沢市にあった。繁華街もほど近く、同僚と飲みに行くこともたまにはあった。 安月給の若造が出入りするところなどたかが知れていた。だから、飲み屋街のディープなゾーンにまで足を踏み入れることもなかったが、…

上海サンプル(その1)

このところ忙しい日々を送っていた。パソコンに向かう時間さえあまりとれなかったので、ブログ記事の更新も乱れてしまった。 連れ合いがしばらくこっちに来ていたが、昨日上海から日本へ帰った。その帰途に便乗して、僕も上海へ行った。連れ合いは朝の便で発…

Intermission

久しぶりに写真を少し掲載します。今回は厦門の風景です。(^o^)

連休とは何か

中国の4月4日は清明節である。学校や企業によっては独自の休み方をするところもあるが、基本的には3日〜5日の3連休である。 中国では、春節の大連休を除けば、こういったケースの連休が年に何回かある。しかし、前後の土曜日曜の休みを移動させて寄せたりす…

プライバシーとは何か

教え子のなかには、幼少のころから寄宿生活をしている生徒も少なくない。日本ではあまり考えられないことだが、ここではさほど珍しいことでもない。 プライバシーもないような、寮での共同生活である。せまい部屋にはベッドと、多少の私物を置くスペースしか…