2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりの王家衛

恥ずかしい話しだが、若いころは典型的な「アメリカ志向」の男だった。アメリカ映画が大好きで、先住民(インディアン)が悪者にされる西部劇もずいぶん見た。 映画の話しですーー。 単純で空っぽだった僕の頭は、ヨーロッパ映画のような深いものを理解でき…

世界遺産を警戒する

富士山が世界遺産ねぇ〜。喜んでいる人たちに水を差すつもりはないけれど、僕はへそ曲がりだから、世界遺産っていったいなんだろうって、つい思ってしまう。 なんだか人類は、くだらないことをしているような気がするのである。このままでは、たとえばチェル…

土台とズリズリの問題

トシをとると朝早く目が覚める、という声をよく聞く。でも、若いころと同じように夜おそく寝て朝早く起きたんじゃ寝不足になるのではないか。 加齢とともに体力もなくなることだし、それじゃあ身が持たないハズだよなぁ……。と、常々疑問に思っている。やはり…

脳細胞流失のとき

忙しくても、忙しい、と口にしない人が「できる人」だ、といわれる。「できない人」はすぐさま、忙しい、などと周りに口走ってしまうらしい。 そういう人は、ほんとうに忙しいかどうか疑わしいものであり、忙しく見せるために、忙しい、と発したり、たんに怠…

ときには「労働」する

人間の環境への適応力というのはなかなかすごいと思う。なにしろ仕事がないと、すぐさまぐうたらな状態になってしまうのである。 いやいや、「人間」などと一般化してしまってはいけないのだった。「僕の場合」、に訂正しなければいけないですね。 どうやら…

恐るべし、DNA

たとえば咳をすると、その所作が自分の父親とそっくりだなと思うときがある。またあるときは、ご飯の食べ方が母親と似ている、と気づき苦笑することもある。 子どもの歩き方を見て、自分とそっくりだと思ったり、いろいろなことで悩んでいるその悩みのポイン…

日々是口実

じつはこのところけっこう忙しくて、今週も気がつけば金曜日、という毎日だった。 何が忙しいんだろう。珍しく仕事が入っているという状況もあるが、作業効率とか段取り能力とかが著しく低下していることにはまちがいない。 たとえば朝仕事について、「どう…

パーティの効用

先日我が家でパーティをした。招いた客の国籍は、ルーマニア人、オーストリア人、タイ人、そして日本人、と多国籍だった。 うちは長男の家、いわゆる「本家」なので、親戚筋が集まるパーティはときどき催していたが、他人を呼ぶとなると掃除や片付けをしなけ…