シネコン死ね! といいたいが…

 たまに映画館に行く。たいていはシネコンに足を運ぶことになる。シネコンの施設は多いけれど、どこも同じ作品をやっているので、スクリーン数のワリには上映作品が少ない。
 独立系の単館も1館あるが車ではちょっと不便なので、よほど観たい映画じゃないかぎりめんどうくさいので行かない。
 さて、映画館での楽しみのひとつに、近日上映作の予告編がある。
 シネコンはメジャーな配給会社が提供する作品がほとんどだから、アメリカだとハリウッド作品が多い。ところが最近のハリウッド映画は、予告編だけで胸焼けを起こしてしまう。
 シネコン系にかかる作品は大作系が多いせいか、過剰な演出による誇張されたあらゆるシーンがサンプリングされてスクリーンに展開される。そして、それに伴う音と音楽。
 全米が涙した? アメリカが人類を救うだって? テーマは愛だと? あほらし。本編にたどり着くまえに疲れ果ててしまうのだ。
 さらにうっとうしいのは、コマーシャルだ。お金を払ってまでなぜCMを見なければいけないのか。画面を見なければいいという問題ではない。流すのならチケット料金をもっと安くすべきである。しかし、なんでパチンコ屋なの?
 シネコン売店も問題。不味い、高い、遅い。あのバケツに入ったポップコーンは、遺伝子組換え作物に違いない。
 一度、館内に持ち込んだ飲食物をとがめられたことがある。なら、もう少し売店を何とかしろ。改善されれば考えてもいい。最近は巧妙に持ち込んでいるから大丈夫だがーー。
 それから、席が空いていてガラガラなのに、横に座ってくるオバサンもなんとかしてほしい。どういう神経なのだろう。
 今日はこのまえ見た映画の話しをしようと思っていたが、こういうことになってしまった。次回あらためて……。(-_-;)
(photo:黒姫山頂上より)