おみくじの検証

 人出が苦手なので、正月三が日の初詣はさけるようにしている。
 もとよりあまり神仏を崇拝するほうではないが、八百万の神に感謝する意味で、新年ぐらいは神社に参詣してもいいかな、ぐらいの気持ちで足を向ける。
 ついでに「おみくじ」をひいてみる。占いのようなものだから、当たるも八卦当たらぬも八卦であるが、いいことが書いてあればやはりうれしいものだ。
 今年正月にひいたおみくじがたまたま抽斗に入っていたので、当たっているかチェックしてみた。
 運勢は「吉」。長年の懸案もしだいに去り、徐々に栄えていくゆえ安心して事にあたれ、というような意味の全体運であった。
 う〜ん……栄えただろうか? というところだろうか。
 「願望(ねがいごと)」は、人の助で調う、争わぬようにせよ。……争ったことはあまりなかったなぁ。人の助はあったかもしれないが、調(ととの)ったか疑問だなぁ?
 「失物(うせもの)」。出る、物の間にあり。……失せた物。体力、お金、運……何の間にあるのだろう?
 「商売(あきない)」。あせらず時をまて。……いつまで待てばいいの? もう待てない。
 「相場」。売れ、利あり。……なけなしの投資信託は、去年すでに売ってしまった。もちろんマイナスだった。
 「恋愛」。良い人幸せあり。……まずいでしょ、これ。だいいち連れ合いにしかられる。
 「病気(やまい)」。神と医師を信じましょう。……ほんとかよ? 幸い縁がなかったからよかったよ。
 ーーとまあ、そんなところである。
 とにかくこの一年間、このブログを見てくださった方々には感謝申し上げます。まだまだヨタ文はつづきますので、よかったら来年もお立ち寄りください。
 どうかよいお年を……。(^-^)