特別な火曜日

 今日は「スーパー・チューズデー」だそうだ。
 「スーパー」の「ス」にアクセントをつけてはいけない。そうすると、「チューズデー」というスーパーマーケットになってしまうからだ。
 ま、つまらない冗談はさておきーー。アメリカ大統領予備選挙の話しである。
 民主党共和党の次期大統領候補の州選挙が、10いくつかの州でいっせいに行われるという。なんでも、この「3月第1火曜日」には歴史的な意味があるらしい。
 我が国では国内の多少の事件よりも圧倒的に、アメリカという他国のボスを選ぶ選挙報道に関心があるようだ。不思議な国である。
 いや、他国ではなかった。我が国はあの国の51番目の州だと、マジで思っている与党議員さんもおられるくらいだから、選挙の行く末が気になって当然である。
 しかし「州」ならまだしも、属国もしくは植民地といってもいいくらい、親分子分の関係である。その親分が交代するわけだから、そりゃ〜気を使いますよねぇ〜。
 なにしろ最近では、アジアの方々と仲良くしようとした我がH首相が親分から放逐されたばかりだ。その次のK首相からは忠犬ポチである。
 だから、カードゲームのような名前の人物が大統領になった日には、我々の運命もどうなるかわからない。悪い冗談が現実にならなければいいがーー。
 あちらのほうが歴史は古いが、日本にも同じ名前の政党があるリベラル(といわれている)陣営からは、年老いた社会主義者が健闘している。若者寄りの政策を打ち出して、若年層の人気をつかんでいる。
 アメリカは従来からの政治家のスタイルが、ロールモデルとして通用しなくなってきたようである。
 若者の希望をつむ国に未来はない。我が国の参議院選も、新たに有権者となった若者の動向が雌雄を決する可能性がある。
 少なくとも野党は、彼らを引き寄せる政策を打ち出さないと勝てないだろう。(..;)