あれはセクハラか?
アソーという財務大臣が、また問題発言をしたらしいが、あの人物の下品さは格別である。
あのような問題外の男はどうしようもないが、議員のセクハラ、パワハラが後を絶たない昨今である。
彼らの品行下劣指数はとくべつ高いのかもしれないが、一般的に男はどうもセクハラ、パワハラに対して鈍感なのではないだろうか。
僕は現在サラリーマンじゃないので、職場の女子と毎日顔を合わせるということはないが、それでもいろいろな場面で女子と接することはある。
もしやあれはまずかったかな、というような振り返りもときどきあるが、そういう意識もなく気がつかずにやり過ごしてしまうこともありそうだ。
たとえば、不必要に容姿や服装をほめるーー。パーティの場なら自然かもしれないが、ふつうはそういう話題がふさわしくない状況がほとんどだ。
ちゃん付けで呼ぶーー。やりがちである。親しみを込めたつもりが、相手は迷惑と思っている場合が多い。
名前じゃなくて、「女の子」と呼ぶーー。中年のおばさんでも「女の子」である。いう側の方が恥ずかしい。
女子にお茶くみや掃除、雑用を頼むーー。家事は女の仕事、という思考。もはや通用しなくなってきている。私用を頼むなど論外だ。
用もないのに話しかけるーー。たいていくだらない話しである。
得てして、加害者は被害者の気持ちがわからないものだ。加害者は忘れても、被害者はけっして忘れない。
世の中をひっくり返して考えればわかる。世間は女社会である、とする。それぐらいは想像できる。男にとってつらい世の中だろうなぁ。
そういう視点が大事なのだろう。福島や沖縄に対してもね……。(・o・)