ヨタ文も積もって500回

 うっかりしていた。このブログも前々回が500回だったようだ。500回目の更新ということになる。
 最近では更新ペースも若干落ちてきたが、書くことがないわけではなく、どうもあまりバカなことも書けないなと、ちょっとばかり慎重になってきた、というところだろうか。
 さんざんバカなことを書いてきて今さらという感じではあるが、ネットの特性というものを忘れないでおこう、と最近あらためて思ったわけであります。
 ネットでは一度アップしてしまうと削除しないかぎりいつでも見られる状態だし、コピーされていると消すことが事実上不可能になる。あるいは、削除してもデータが自分の知らないどこかに保存されているかもしれない。
 そこはネットの怖さである。便利なものには必ず落とし穴があるということだ。
 ブログをつくっているブロガーは世にあまた存在する。日本人の利用が相対的に多いとも聞く。日記が好きな民族性に合致しているのかもしれない。それとも、現実の場ではあまり自己を主張できないからなのか。
 あまり健全な社会とはいえないが、謙譲や和を旨とする日本人には、ブログは恰好の発散ツールである。
 余談だが、外来カタカナ語句を使うとき、一瞬思わず手が止まってしまうことがある。使うことにためらいが出るのである。
 「ツール」。どんなためらいかというと、はたしてこのことばは広く一般に浸透しているかどうか、というところだろうか。
 このブログを読んでくれている人たちは、たぶん特定のカテゴリーに属していないと予想されるからである。
 まあしかし、ブログというのは自己顕示の面もありますね。かんたんに自己顕示ができる便利なメディアであろう。
 ーー500回まで来るとは思わなかった。自分の足跡とは思っているが、読まれても耐えてもらえる内容にしたいと、常に心がけているつもりだが……。
 イチロー流にいえば、次の目標は503回。(^_^;
(photo:エノコログサはびこる)