悲しきMac

 あ〜またやってしまった。いい調子で書きすすんで、もう終わりかけていたところに、調べものをするためにうっかり他のサイトに行ってしまった。
 ーーこのブログのことである。下書き保存やブラウザの新規ウインドウを開く、という操作をしなかったのである。つまり、書いた文章がパァになった。
 その瞬間は、世の中にこんな不幸があっていいものか、と思うくらいショックである。これまでも数回そんなドジをふんだが、今日は精神がくたびれているせいか、ことのほかダメージが大きい。
 今日は珍しく、ふんだんにパソコンからの電磁波を浴びたせいかもしれない。久しぶりにデザイン仕事をしたのである。
 疲労した原因は、もうひとつあった。最近、僕の仕事用デスクトップマシーンの調子が悪いのである。まあおそらく、人間とちがって自然治癒ということはありえないから、そのうち本格的に不調を訴え出すだろう。
 仕事がらずっとMacを使っているが、思えばこの今のマシーンは、購入した5年前から故障がちであった。ひ弱だったのである。いわゆる、当たりが悪かった、というやつだろう。
 不吉なことに、2年前の故障の過程と同じである。あのときは、結局基板を交換して8万円ぐらいとられた。Windowsマシーンが一台買えたじゃないか。
 しかし、主人(僕のことです)が中国へ行ったりして、一年以上ほったらかしにされていたから、拗ねてしまったのかもしれない。それに、主人はずっとノートマシーンと仲良くしていたしなぁ。
 パソコンのハードやソフトのメーカー(あるいは販売店)は、たいがいカスタマーサービス(またはお客様相談室)を設けている。
 とりあえずはそんな部署に連絡してみるわけだが、問い合わせをかけてトラブルが解決したためしがない。使われている個別のマシーンはそれぞれ環境が異なっているので、故障の内容も微妙にちがうからだろう。最大公約数的なトラブルしか解決しない。
 だいたい、電話がなかなかつながらない。それにこの手の説明には、カタカナ語が大挙して出てくるから始末が悪い。
 もう少し気にかけてやればよかった、と反省しているが、今さらやさしくしても遅いだろうなぁ。(;O;)
(photo:鞆の浦にて)