カトマンズで Bryan Adams
町のいたるところで目につくブライアン・アダムス。なんだか少し奇異な気もする。それは、ステレオタイプ的な偏見かもしれない。つまり、インド系の大仰なミュージシャンのポスターならしっくりくる。
19日にカトマンズで大きなコンサートがあるらしい。ロックの大物がやってくるのは、はじめてのようだ。
ブライアン・アダムス。カナダのロック・スターだ。まだ現役だから “だった” ではない。しかし、もう全盛期は過ぎた(と思う)。すでに50歳だし、若者が大挙してあつまるとも思えない。
いったいネパールではどんなファン層を獲得しているのだろうか。ネパール “くんだり”(失礼)までやってくるのだから、たぶん勝算あってのことだろう。
なんて、ちょっと興味はあるが、残念ながらコンサートのある19日には、僕はもういない。
じつは、ブライアン・アダムスはよく聴いた。全盛期は80年代だったと思う。シンプルなバンド編成から繰り出すストレートなロックが印象的だった。何より、楽曲のよさと、あの少しかすれた声が魅力だった。
なつかしい。こんなところで会えるなんて。
この時期にしては珍しく、昨日今日と天気がよくない。雨も降った。ほこりが流されて少しは町もきれいになったかもしれない。
霧が町を覆う。晴れればヒマラヤの山々が見えるかもしれない。ちょっと期待して、今日は郊外の村へ。見えればもちろん〜Heaven〜♪ (^。^)
(photo:街角にて)