ひゅーまの星
このまえの記事(このブログ)の落ちを書くのを忘れた。ただでさえ錆びついてきている思考回路が、暑さで適当に休んでいるようだ。
どくしょな〜。これが落ちなのだった。
「どくしょな」は形容詞である。僕の出身地で使われている方言で、「情けない」と同じような意味である。おもに人を形容したり修飾したりする。どくしょな男、どくしょな社長、あいつはどくしょや……などなどが使用例としてあげられる。
最近、方言が見なおされてきているようだ。とてもいいことだと思う。
で、ついでにもうひとつ。「しましまにしまっしま〜」。シチュエーションは、女同士で、たとえば服を買うシーン。まあ、ことば遊びです。でも若い人は使わなくなってきているのかな。
またヨタ話しで進んでしまいそうだ。今日は仕事の話しであった。
さて、日本語学校の夏期集中コースは、今10名の若者が学んでいる。高校を卒業した子たちが中心で、目的をもって入学してきている学生もいれば、親の希望で入ってきている学生もいる。
カリキュラムはびっしり。朝から夕方まで、毎日まいにち日本語浸けである。たいへんである。
しかし教師もたいへんなのである。私立だから、学生はお客さんだ。いかにお客さんが逃げ出さずに、いかに満足してもらえるか。教師がためされるところである。他のクラスは夏休みなので、当面教員の半分は休暇でいない。
ひらがな、カタカナからなので、やる気でいきなり差がつく。はなからやる気のない学生はしょうがないが、落ちこぼれないようにネットを張っていくのがひと仕事。ひゅーまよ、あれがきょじんのほしだ! などと叱咤激励しないといけない。
もっとも、この暑さで教師も落ちこぼれないようにしないといけない。夏のレースははじまったばかりだ。(O_O)
(photo:ある日の昼食。炒飯と小籠包。7元)