戌年の「計」
松の内も過ぎてなんですが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
そう、早くも8日である。このぶんではまもなく、「よいお年を」などといわなければならないような季節がやってくるようで怖い。
さて、5日から仕事が始まったが、金曜日だったので正月休みモードから仕事モードにスイッチが切り替わる日としては最適だった。
仕事場の冷え切った校舎は寒くて、机に座っていると足もとからぞわぞわと冷気が上がってくるので、貧乏揺すりをしたり地団駄踏んでみたりしたが暖かくならなかった。
しかし、新年から地団駄踏むのも縁起が悪いので、自販機から缶コーヒーを買ってきて手を温めながら飲んだが、そのうち冷たい手に熱が奪われてしまって冷たいコーヒーになってしまった。
そのようにして新年仕事始めを迎えたわけだが、年末年始休みがワープしたような感じだったせいか、年末の仕事納めが昨日のような気がした。
原因は、仕事納めの日まで特殊な仕事(後日書きます)に追われたせいかもしれない。
気がつけば餅つきをしていた。そしてそれが終わって、ふぅ〜とため息をついていたら仕事始めを迎えていたのである。
じつは、ちょうど餅つきの日(30日)あたりから歯茎の一部が腫れて、食べる楽しみが半減してしまったのである。
たぶんそのころは免疫力が低下していて、風邪の穴に落っこちるかどうかの塀の上を、危なっかしく歩いていたようなのだ。
幸い穴には落ちなかったが、その代わり風邪のウイルスは置き土産を残していった。スタートラインのかなり手前から、新年がスタートしたような感じだ。
そんな不穏な幕開けとなった2018年、まあどういう年になるか想像もつかない。
「一年の計」なるものを以前はよく立てたが、なにも新年から計画をスタートしなくとも、物事は思い立ったらやり始めているわけだから、最近はとくに、満を持して新年からというものはない。
もっとも近年は、新しく何かを始めるというよりも、トシとともに「何かをやめる」とか「何かを捨てる」というようなことが増えてきたように思う。
でもそれだけでは寂しいので、ささやかな「一年の計」を立てたりもするのである。
今年もよろしくお願いいたします。(^_^;